安定させて
(※水温25~26度がオススメ:2021.12.20追記)
飼育水槽の水質が安定していないと回復後に金魚を戻した
場合に再発する可能性が高い。
水質の安定したより良い水槽環境作りをする。
一回の水換えの量を多めにする。週に一回1/3の水換えよりは
2週に一回2/3~4/5の水換えの方が金魚の健康状態は良い場合が多い。
ちなみに屋外飼育で水換えを週に1回1/3の金魚飼育者は殆どいないです。
大概は2/3以上の水換えの方が多くいる筈です。
(水換えの頻度は季節によって違う)
屋外飼育では、屋内飼育で出る病気が殆ど出ないのは、
この辺の事も大きく関わっていると考えます。
(太陽光や風通しも大きな要因)
尚、屋外飼育で金魚を病ませる時期は長い間水換えを
さぼりやすい冬~春(特に12月~3月)です。
飼育水でろ過材/砂利を洗ってろ過バクテリアを
大事にするよりもろ過材を水道水で洗ってきれいにしたり
新しいろ過材に交換したが良い場合が多い。
(古くなったろ過材/砂利は雑菌の住処になっているのでは?)
金魚飼育ダメ出しと都市伝説をご参照下さい。
定期的(月に1~2回)に金魚をバケツや洗面器 (さらみず使用)に移して
水換え、水槽掃除をする事は金魚の排便を促す効果があり、
有効な事だと考えます。
これを弊社では「金魚のお散歩効果」と呼んでおります。
どんぶり金魚から得られた大切なお世話だと思います。
エサを食べた後に頭を下げる、しばらくフンを見ていない、松かさ病の初期等の症状が
出たら早めに実施して排便をさせてあげる事をオススメします。
※カルキ抜きは、入れすぎても害の少ない実績のある
中和剤(コントラコロライン、ビタミン系)や
かなり有効な方法です。
ホームセンターオリジナル中和剤やこけ発生&
白濁り除去などを同時に
できる的な中和剤(エーハイム4in1)は
弊社では絶対にお勧め致しません!
悪影響の報告を多数、お客様から聞いております。(^^;)
特にエーハイム4in1と麦飯石溶液
(カルキも抜けます的なうたい文句な商品)は
かなり(異常な件数)のトラブルを起こしております。
水換えしたら、元気だった金魚が沈んだり、転覆したら、
すぐに使用をやめて、弊社推奨のコントラコロラインに
切り替えて下さい!
白濁除去の効能が金魚にとっては悪影響を与えるようです。
この商品、金魚にとっては最悪の商品です!
くれぐれもご注意下さい。
(詳細)
(1)水質/環境の改善
(水質悪化/急変、水温低下で消化不良が発生すると考えます。)
ほぼ全換水してろ過層もきれいに掃除。(オールリセットする)
水槽のガラス内面のヌメリやコケは水換えの際にきれいに掃除します。
水槽(隔離用含む)のヌメリやコケはそのまま放置して塩水浴はしないで下さい。
ちなみに、この水槽内面のヌメリは水づくりの
大きな妨げにもなりますので
定期的にきれいに落としガラス内面を清潔に保つ事を
オススメします。
水作りに不安な方は、実績のあるよこいち三種の神器※を使う。
低水温期にはヒーターを使って水温を安定(20~25度)
させるのも有効。(※25~26度設定が有効)
年間気温の高い地域からの輸入の金魚
(ピンポンパールなど)は、
水温を30~32度に上げるのも有効なようです。
金魚は変温動物で飼育水温によって消化時間が大幅に変わる。
ペット化した金魚もお読み下さい。
※オキシデーター、ミラクルバクテ、カキガラ(エコペレット)
(2)エサは極力控える。全く与えないのが良いとは限らない。
下記(3)エサを完全に変えるを同時に実施するのも良。
水温をサーモ&ヒーターで安定させる。
低水温期には徐々に水温を上げる。(20~25度程度)
弊社では水温23~24度を推奨しています。
(※状況によっては25~26度に上げて下さい。)
高水温期には水槽用ファンやクーラーなどで水温を下げる。
ちなみに金魚は状態が良ければ水温30~39度でも
何とか耐えますが、
水温40度ではほぼ間違いなく★になります。
尚、金魚の状態が悪ければ水温28度でも状態を
悪化させる条件に十分になります。
状況によっては隔離して
※追記:クロレラを毎日与えるのも有効です❗(2021.12.20追記)
(3)エサを完全に変えてみる
(例1)冷凍赤虫だけ与える。弊社のオススメは
さんみのらんちう専用赤虫。
どのメーカーの冷凍赤虫も同じ品質ではありません。
流通量の多いキョーリン冷凍赤虫(クリーン、UV)が
品質も良い訳ではありません。
冷凍赤虫が長時間、水面に数多く浮くような場合は要注意!
冷凍赤虫で水面にいつまでも浮いているものは
皮だけ赤虫です。^^;
解凍して沈んだ赤虫だけを与えましょう。
(例2)現在使っているエサを消化の良いよこいち
咲ひかり金魚は常食には不向きです。
2 水深が深い
短尾開き尾で丸い金魚※は、長期間その環境で水面と
水槽底を上下に泳がせ続けると
尾芯が高くなったり尾が極端に内まくれになり
泳ぎづらい尾になる傾向がある。
◎ピンポンパール、ショートテール琉金、丸手らんちゅうなど。
対策ーーー>飼育水槽を早めに水深の浅い水槽に変えるか
水深を下げる。(25cm以下)
ろ過器は水深を下げられるスポンジフィルターや
コンセプトフィルターが便利。
下記の水槽上部に黒い帯を貼りできるだけ金魚が水面に
寄って来ないようにするのも有効。
3 空気飲み込み(浮上性、沈下性エサどちらでも発生)
エサを欲しがる時に水面で空気を飲み込んでいる。
(気泡フンをする)
この場合一般的にはエサ不足の事が多く、
エサを止める方法は有効ではない。
特に水温が高い場合(約22~25度)、
金魚の体力消耗が激しく一層欲しがるエサ量も増えます。
金魚は一般の方が思う以上にエサを食べます。
対策ーーー>徐々に増やす事へ考えを切り替えた方が賢明。
消化の良いエサが良。
水槽上部に約10~15cm幅の黒っぽい帯状のものを貼り、
水槽内側の上層部からこちらが見えないようにする。
こうする事で金魚が水面でパクパクしなくなる事があります。
(金魚は飼育者の目線に寄ってくる傾向がある)
4 腸の機能低下
浮き袋を膨らませたり萎ませたりしているのは、
腸の働きに大きく関係があるのでは?と考えます
その腸の働きは、優良な腸内細菌によって行われていると
思われます。
金魚の飼育環境下では優良な腸内細菌が住む場所が
殆ど存在しない。
対策ーーー>週に1回以上、
ミラクル茶漬け、
ちゃんこ金星を与える。
定期的にミラクル茶漬け、ちゃんこ金星を与えて
優良腸内細菌を
摂取させて健康を維持するのが良いのではないかと考えます。
(人で言うとヨーグルト的な役割。日頃から与える事をオススメします。)
5
金魚に寄生虫が着いている。(ダクチロギルス、ギロダクチルスなど)
外傷を伴わずに転覆病っぽくみえる症状(頭が下に向く)
になる場合があります。
上記1~4との違いはエサを急に食べなくなったり、
急にまたは徐々に一匹づつ元気がなくなります。
対策ーーー>トロピカルN、リフィッシュなどで寄生虫を駆除する。
弊社では、断然トロピカルNをお勧めします。
この場合、使用量は規定量の6倍以上で2週間以上連続で
投薬しないと完全に駆除できない場合も多々ある。
ちなみに最近のイカリムシ、ウオジラミも薬の規定量では
効果が殆どない場合がありますのでご注意下さい。
虫自体の抵抗力があがり、薬の発売開始時点の濃度では効かなくなっている。
寄生虫については弊社ブログ最近のご相談内容現象その3を 必ずご参照下さい。
尚、弊社で常備薬としてオススメする魚病薬は、塩、
トロピカルN(またはリフィッシュ)、
グリーンFゴールド顆粒、
アグテン(またはヒコサンZ)、
グリーンFリキッド(またはメチレンブルー)、
必ずご参照下さい。
いずれにしても転覆病(浮き気味)は、
早めの対応をしないで慢性化して
しまうと症状が完治する事はさらに難しくなります。
(原因5 金魚に寄生虫が着いているの場合には命を落とす可能性大。)
悪化すると底面に沈んだり(沈没病※)、
松かさ病を併発したりしやすいです。
サポートのしっかりできる金魚専門店で早めの対応
(転覆病の原因追求/対策)をオススメします。
※金魚が沈没した場合には水温を上げたり
(23~26度。国産金魚の場合これ以上に上げる必要は殆どなし)、
エサ量(消化の良いエサが良)を増やすことで
改善する場合があります。
輸入魚の場合には、28~32度に水温を上げる事も効果的な事があるようです。
(松かさ病についての追記 20130704)
松かさ病(腹水(腸満)やポップアイ)は、
高水温期に特に発病しやすく
エサを食べる体力があるかが、完治出来るかの
境界線のように思います。
そして、松かさ病も魚病薬が無い事も理解しておく
必要があります。
弊社では、お客様に以下のようにご説明します。
『松かさ病はウロコが立っている金魚を飼育しています。
原因と思われる金魚へのストレスを極力なくして下さい。』
金魚へのストレスとはろ過層や
砂利の汚れ(水質悪化)、
消化の悪いエサ、
古くなったエサ、水温の急変、高水温、オスの追尾、卵詰まり、
水槽の蒸れなど。。。
最近のご相談内容(必見!)も必ずお読み下さい。
水槽のフタ、砂利、上部ろ過器、外部ろ過器などは
一時的に全て取り外して新しい投げ込み式ろ過器
(弊社では断然、輸入スポンジフィルターを推奨します。)
だけにする事をオススメします。
水槽のコケは全て取り除く事もお忘れなく。
『そして、あとはオキソリン酸の薬餌(パラキソリンまたは観パラDをエサにしみ込ませる)
&ミラクル茶漬け(ミラクル飲まし、ミラクル温泉も有効)&
ちゃんこ金星で病気と思わずにストレスを与えないようにエサをちゃんと与えて優しく気長に飼育してあげて下さい。』
お勧めです。
咲きひかりや各メーカーの色揚げエサ、
ショップオリジナルエサなどは
使用するのを中止されることをお勧めします。
尚、ピンポンパールや高頭パールなどが
なりやすい水泡病(ガマガエル)※1も
上記の方法で病気と思わずにストレスを与えないよう
飼育される事をオススメします。
松かさ病が治って欲しい一心で色々な事をされる方々を
ネットで観ますが、
くれぐれもストレスを掛けない 実績のある上記手段だけを
継続してあげて下さい。
松かさ病の場合の水換えは、極力ストレスのかからないように
実施して下さい。
毎日の大量な水換えは、症状が悪化するだけですので
オススメ致しません。
但し、水が臭い、水槽内面がぬるぬるする場合には迷わずに
綺麗な水に換えてあげる事をオススメします。
複数の金魚の飼育水槽にて一匹だけ松かさ病が出た場合にも
上記のオールリセット&ベアタンク&スポンジフィルター
ろ過をオススメします。
感染はしませんが、経験上同じ環境のままですと
次々にその他の金魚も松かさ病になる事が多いです。
水槽内で一番体力のない仔からなりやすい。
体力のない仔とは透明鱗性、白、老魚、丸手短尾など。
※1病名は俗称。松かさ病と同様に原因が不明確で治療薬はありません。
尚、上記の方法で松かさ病が治る時にカラダ全体の
ウロコが立ってくる事が多々あります。
この状態を過ぎてから症状が改善する事例が多いです。
慌てないでストレスを与えない上記方法を続けて下さい。
同居している金魚から攻撃をされる場合には
その仔だけを飼育する水質の安定したストレスの
かからない環境※2を作ってあげて下さい。
この場合の飼育水は新しく作ったカルキを抜いた
水温が合った水を使って下さい。
高水温期(28度以上)には扇風機やクーラーで
25~26度に水温を下げるのも有効だと考えます。
松かさ病では塩の使用はあまりオススメ致しません。
使っても0.2パーセント程度。
特に高水温期に水量の少ない環境で塩を入れ過ぎると
水質悪化が早まり余計に金魚のストレスになると思います。
松かさ病は塩水浴ではほぼ治りません。
尚、松かさ病はウロコが元に戻っても
完治したとは考えないで下さい。
難病ですので飼育環境を急変させたりすると
再発してしまいます。
ウロコが元に戻ってもストレスの少ない安定した飼育環境※2で
ミラクル茶漬け&ちゃんこ金星を継続して
優しく飼育してあげて下さい。
(追記2015.2.18)
弊社では、病気治療(及びトリートメント)は
飼育用(販売用)水槽で行います。
隔離水槽では殆ど行いません。
これは、病気の時や入荷時には、最高の環境で
薬や塩を使ってあげた方が良いと考えるからです。
この環境には水質が悪化しない為に
オキシデーター、スポンジフィルターを必ず使ってあります。
※2水質安定にはよこいち三種の神器が有効です。
オキシデーター、ミラクルバクテ、カキガラ(エコペレット)
◎カキガラ(アクティブエコペレット)の役割は
ph(ペーパー)安定。
金魚は他の淡水魚(小型熱帯魚やメダカなど)と
比べるとかなり水を汚します。
そして水を生物ろ過する事によって残る物質は水質を
酸性にする為に必ず金魚の飼育水槽のphは
どんどん酸化していきます。
これを防ぐ目的で使うのがカキガラ(アクティブエコペレット)です。
酸化し過ぎた水槽では、金魚の目が白濁したり、
水槽底面に沈んでエサは食べるが活発に泳がなくなったりします。
また、カキガラ(アクティブエコペレット)の役割として
水換えをした時の
phショックを起こす事も防止してくれます。
これは水道水のphが中性から弱アルカリ性なので水換えタイミングが
遅れた場合でもその差が少ない状態で金魚に殆ど影響なく水換えする事ができます。
ちなみにphショックを起こすと金魚が水面近くや水槽底で元気がなくなったり
(かなり急激に元気がなくなる場合が多い)、影響が大きい時には、
金魚がクルクル回転したりします。phショックの対処は初期であれば
塩水浴で回復します。
カキガラ(アクティブエコペレット)の効果は約3ヶ月~半年です。
形があっても必ず新しい物に必ず交換して下さい。
水の痛みの早い季節(高水温期)には早めに交換する事をオススメします。
また、どちらも水槽の底に沈めるのではなく、水面近くに洗濯バサミなどでぶら下げて使用して下さい。
◎色々な商品(水質安定や水温安定器材など)を使って金魚を
過保護にするのはどうなんでしょうか?的な
内容を目にすることがあります。
私的には逆に聞いてみたいです。
過保護にして何が問題なのでしょうか?
ペットとして可愛がる飼い主さんの金魚達に
飼育技術をカバーしてくれる
水質安定商品(オキシデーターやミラクルバクテやカキガラ)
を使ったり、ヒーターやクーラーを使って通年快適な
環境を作るのは、色々な病気が発生しづらくて
素晴らしい事ではないでしょうか!
犬やネコなどは過保護でないと世間から虐待しているって
云われる今日なのに。。。😅
金魚の長期飼育のポイントは
『疑わしきは全換水(オールリセット)&塩水浴!』
==>『金魚の様子がおかしい?って思ったら全換水&
ろ過リセットして塩水浴!』
塩水浴で改善がみられないまたは悪化する場合(これ重要!)は、
トロピカルN&メチレンブルー(混合)またはトロピカルゴールドが吉です!
上記の方法は殆どの金魚の病気治療(トリートメント)で有効と弊社は考えます。
但し、水温が30度以上の環境ではトロピカルN、リフィッシュ、
トロピカルゴールドは絶対にご使用になられないで下さい。
上記の事は弊社独自の考えです。
この方法を個別にされて、万一何らかの不具合な事があっても
一切の責任は負いませんのでご了承ください。
不明な事や詳しい事は、お手数ですがお店に来られて話をするか電話にてお聞き下さい。
弊社は金魚飼育を始めたばかりの方々や
金魚飼育を金魚の病気で過去に断念した方々が、
『専門的な煩わしい水作りの事』(亜硝酸、phなどの事)を学ばなくても
金魚を病気にさせる事なく簡単に金魚飼育を楽しんで頂ける
ペット業界に徐々に変わってくれる事を切に願っております。
長文にお付き合いを頂きまして有り難うございました。
愛すべきペットな金魚が、より多くの方達に可愛がってもらえますように。。。
オキシデーター、ミラクルバクテ超濃縮液、ちゃんこ金星、ちゃんここれより三役、
ビタシュリンプあらびた、土佐姫、らんちゅう貴族、アクティブエコペレット、
スポンジフィルターほかの通販は以下のリンクよりお手数を
おかけいたしますが宜しくお願い致します。
電話でのご注文もお受け致します。
オキシデーター、ミラクルバクテ、ちゃんこ金星、 らんちゅう貴族、土佐姫、
ビタシュリンプあらびた、 ちゃんこ一番出世、ちゃんここれより三役、
ちゃんこ富士桜、ちゃんこ大銀杏の御用命、 金魚を病気知らずで上手に飼育したい方、
土佐錦魚、ピンポンパール、らんちゅう、琉金、その他の金魚の
白点病、
転覆病、松かさ病などで悩んでられる方は金魚専門店(有)よこいち まで。
数多くの常連様が使用して頂いている
お勧め簡単・最強飼育セットも 参考にしてみて下さい。
どんぶり金魚もお任せ下さい。
神奈川県横浜市鶴見区上の宮1ー9ー27
TEL:045-572-9317 FAX:045-575-2629
月曜日定休日(月曜日が祭日の時は営業。但し水曜日を振り替えでお休みします。)
営業時間(2015年4月1日~2015年9月31日)
ご来店、電話されるお客様は閉店時間の30分前までにお願い致します。
営業時間 11時~19時30分
(有)よこいち
http://yokoichi.sakura.ne.jp/
Twitter(よこいち店長。odekopin1)
アクセス手段
・電車でのルート
東急東横線 菊名駅東口より徒歩約15分
菊名駅前(東口)より鶴見西口行き臨港バスにのり法隆寺前下車徒歩3分
・バスでのルート
鶴見駅西口より『41系統の市営バス』または
『菊名駅行き臨港バス鶴01』にのり法隆寺下車徒歩3分
鶴見駅西口より『臨港バス鶴12』にのり上の宮一丁目下車徒歩2分
横浜駅(西口)より綱島駅行き横浜市営バス59系統にのり法隆寺前下車徒歩3分
・車でのルート
綱島街道、法隆寺交差点より1分